Nu-EX/Nu-SP プログラミングシステム

Nu-EXシリーズ、または Nu-SP にプログラマボードおよびプログラマソケットボードを組み合わせた、マイコン内蔵不揮発性メモリへの単体書込み環境です。

Nu-EX/SP プログラミングシステムは、書込み対象マイコン品種に依存しない共通のプログラマボードと、対象マイコン品種に対応したプログラマソケットボード、および Nu-EX シリーズ ユニット、または Nu-SP ユニットから構成されます。
Nu-EX シリーズ、または Nu-SP と対象マイコンとのシリアル通信によって、マイコン内蔵不揮発性メモリの読出しや書込みを行います。
Nu-EX シリーズ、または Nu-SP とホストコンピュータとは USB で接続し、プログラマボードおよびプログラマソケットボードへの給電は不要です。
また、対象マイコンへ書込むデータなどを、あらかじめ Nu-EX2 / Nu-SP 本体へ記憶させることにより、ホストコンピュータとの接続なしに、内蔵不揮発性メモリへの書込みが可能です。
ホストコンピュータと接続しない時は、専用ACアダプタから給電します。

Nu-EX シリーズ、または Nu-SP は複数のユニットを USB接続することでギャング書込みにも対応します。また、オプションでホストコンピュータ以外の機器から制御することも可能です。Nu-EX シリーズと Nu-SP を混在させてのご使用はできません。

・Nu-EX シリーズ、または Nu-SP による内蔵不揮発性メモリへの書込みは、オンボード書込みモード(専用シリアル通信)を使用するため、マイコン品種によっては書込みに制限のある場合があります。

・Nu-EX1標準IOモデル、または Nu-SP との組合わせでは、+ 5.0 V 電源供給の際 USBケーブルからの電源をそのまま使用しています。 このため + 5.0 V 電源を使用する品種への書込みに Nu-EX1、または Nu-SP を使用する場合は、+ 5.0 V 電源出力の電源特性を十分に確認の上、ご使用下さい。
Nu-EX2標準IOモデルとの組合わせでは、 本体内部で + 5.0 V 電源出力の安定化を行っておりますので、USB電源特性に不安がある場合は Nu-EX2標準IOモデルをご利用下さい。

・Nu-SP では対応していない品種もありますので、お使いになる前にマイコン品種への対応状況も必ずご確認ください。

・書き換え時の条件や環境により、内蔵不揮発性メモリに対するデータのイレーズ、書込みが正しく行えない場合がありますので、量産品への書込みを行う場合は、 お客様の責任において十分な評価を行ってください。
書込み結果に起因したお客様または第三者に生じた損害に対し、当社は一切その責任を負いません。

Nu-EX/SP プログラミングシステムに関するお問い合わせは、半導体サポートシステムをご利用ください。